ロスジェネの逆襲

ロスジェネとは?!

池井戸潤氏の小説

いわゆる1994年から2004年において就職氷河期の時期に世の中に出た若者たちのことを某全国紙ではロスト・ジェネレーション(略してロスジェネ)と呼びます。

日本国内ではバブルが崩壊し氷河期になっている社会の中で起こり得た買収内容を池井戸潤さんが描写しています。
今日の日本では、台湾のホンハイ精密工業がシャープを買収契約を正式決定し国内では日本の技術が盗まれないかと心配している。

タイムリーな時期に、この本を読んでいたこともあって買収劇の一場面を想像しながらホンハイとシャープの買収劇をTVを通して眺めている。もしも、この本を読んでいなかったら今よりも興味は半減して「あ~あ、日本企業買収か~」なんて単純なセリフを口ずさんで終わりだったに違いない。

2015-11-05 17.44.35




ロスト・ジェネレーション

この本の主なストーリですが、ときは2004年。
銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑技集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。

2016-03-31-13.54

ところが、そこに親会社でもある東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。
責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山正弘とともに、周囲をアッと言わせる秘策に出たーーー。

2016-03-31-14

胸のすくエンターテイメント小説です。